身体考11

生活習慣病とかよく言われます。長年の食生活の偏り、運動不足、飲酒、喫煙の積み重ねで代謝が悪くなる中高年以降に検診で引っかかったり発病したりします。

この生活習慣病は筋、骨格系の仕組みでも同じようなことが言えます。ブログにもたびたび書いてますが骨盤が傾いたり左右の腸骨が前後に捻じれていると仙骨も傾き背骨も捻じれます。捻じれると動きにフレキシブルさが無くなります。例えばタオルを伸ばして立てようとしてもフニャッと崩れてしまいますが捩じってやるとちゃんと立つのと同じです。人によっては最近、身体が硬くなったと誤解している人もいますが硬くなったのではなくて、背骨が捻じれていてフレキシブルに動かなくなっている場合もあるのです。

女性は男性に比べ筋量、筋力が少ないのでひずみやすいようです。毎日の洗たく、前屈みでの掃除、重い日曜品の買い出しといつもと同じ腕を使っての日常生活動作は偏った姿勢を形作っていくことになります.。

以前、踊りの指導を長年されているご婦人が続けていらっしゃってましたがお二人とも骨盤が後傾し同じように捻じれ、しかも同じ方向に骨盤が横にずれていました。もちろん下肢はガニ股になり整形では変形性膝関節症と言われるようになっていました。お聞きすると男踊りと言うのがあってその決めポーズが将にそのままの姿勢だったそうです。

骨盤が後傾すると生理的逆S字カーブが無くなり背骨は弓のように後弯します。そうなると上半身の重さが腰椎4.5辺りへの過剰な負荷となり腰椎下部の変性、ヘルニアや脊柱管狭窄になりやくなります。膝も外側に力が加わわりガニ股になります。そうなると膝の内側が狭くなり軟骨もすり減りやすくなります。家でゆっくりくつろいでいる時もこのことは大切で低いソファーに座る習慣や座椅子にもたれて両足を伸ばして座る姿勢も骨盤が後傾になります。正月明けに特段何もしていなかったのにぎっくり腰になったとかひどい腰痛で・・とかの問い合わせがよくあります。正月中の暴飲暴食でなるのはもちろんですが、それに加え家で長時間テレビをずっと観て過ごす時間が多くなりそのゆったりと身体を休めている姿が骨盤後傾のままのこたつであったりソファーに深く座っている骨盤後傾の姿だったりするからです。

ですから常に骨盤を立てる意識を持つ生活習慣を心がけることが大切です。立てていると背骨は地球の重力に対応して抗重力筋が正常に働き生理的湾曲である逆S字カーブを作り上半身の重さを背骨全体で支えるようになります。気持ちも身体もリラックスしている正月こそ英気を養える状態として骨盤を立てておく姿勢で身体を維持していかれたら大変良いのではないかと思います。

大峰鍼灸整骨院

無痛、身体にやさしいソフトな治療法