身体考1
自然界のすべての生物は、体外の物質を取り入れ、代謝活動を行い、不必要な老廃物を体外に排出しています。さらに環境の変化に対応したり、新しい子孫を生むことをします。このような生命活動の仕組み、とくにヒトの生命活動の仕組みは、二つの学問的方法により解明されてきました。その一つは人体を含む生物の形態と構造を調べる解剖学であり、もう一つは生物の働き、すなわち機能を調べる生理学と生化学です。
人体の正常な構造を学び、研究することを目的としているその解剖学も肉眼解剖顎、系統解剖学、局所解剖学、体表解剖学、顕微解剖学(組織学)、発生学と分けられます。
運動系として骨格は約200個の骨が互いに連絡して身体の支柱となりまた運動器としての重要な役割を持ち、筋系としては人体には600以上の筋があり、体重の40~50%を占めています。そのうち骨格筋に関してはかならず一つ以上の関節を越えて存在し連結連動しその収縮・伸展により活動しています。
脈管系(循環器系)としては身体を構成する器官、組織、細胞に酸素と栄養物を補給する必要があり、その様な物質の輸送にあたり全身のすみずみまで行き渡らせる血管系とリンパ管系と分けられます。
内分泌系は腺組織(内分泌腺)で特定の作用を持つホルモンを生成し、分泌する器官です。内分泌腺はホルモンを毛細血管を介して血液中に分泌します。ホルモンは血流にのって循環し、離れた器官や細胞に少量で大きな作用を与えます。これらが協調して秩序ある生命活動を営むために神経系と内分泌系があります。
神経系では、長い神経線維が各組織・各器官を連絡し、情報を伝えることによって調整を行っています。 神経系は身体の諸組織・器官間を連絡・調整する機構として内分泌系とともに働きます。この情報を伝える事により調整を行うのが神経系であり内分泌系は体液の流れを介して働きます。この時、中枢神経系は脳と脊髄からなり、末梢神経系は脳脊髄神経系と自律神経系に分けられます。
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